asiyutaの日記

知識・経験・思考のまとめ

両親・祖父母の若かりし頃の映像を観て、人の一生に対する理解が深まった件

こんにちは、asiyutaです。

 

我が家では、子の写真や動画を「みてね」というアプリに日々投稿することで、両親や祖父母に共有しているのですが、それを見ていた両親から最近「そういえば…」とあるDVDを渡されました。

 

そのDVDというのが、私が幼少の頃の動画を祖父母向けのプレゼントとしてまとめた動画でした。両親としては、私が子供の頃と比較することで、「ここは似てる」「ここは似てない」等々比較でき、より面白いのでは…という気持ちでDVDを渡してくれたようでした。

 

せっかく貰ったし観るか、と子と一緒に観ていたのですが、そこには、私と同じ年頃の両親(アラサー時代の両親)と、還暦頃の祖父母が、子育てに勤しむ様子が映っていました。

 

そして、ガコンッと何かがハマる音がしました。

それは、人の一生とは、

  • 私が生きてきた0歳から30歳頃まで
  • 両親が生きてきた、30歳頃~60歳頃まで
  • 祖父母が生きてきた、60歳頃~90歳頃まで

という過程を辿るのだな、という感覚でした。

自分と、身近な家族の人生を通して、人が産まれてから死ぬまでの過程を鮮明にイメージすることができたのです。

 

「あぁ、人はこうやって一生を過ごしていくのか」と妙に納得しました。それは非常に不思議な感覚でした。本当の意味で人間になったというか、人類史のバトンを受け取ったというか、死への道が見えたというか、この世にようやく定着したというか。

 

もちろん、時代の変化によって両親・祖父母の時代とは全く異なる人生を歩むでしょうし、私自身の選択によって全然違う道のりになることは予想されます。しかし、人が産まれ、成長して、子を育て、成熟して、老いて、死にゆく、この生物学的な過程はそこまで異ならないのではないかと。

 

両親・祖父母の人生を通じて、生まれてから死ぬまでの道のりが解像度高く見えるようになり、人の一生に対して視界が開けたと感じる出来事でした。

 

以上、言語化しておきたく簡単ですが記事にします。

生きてると、ふとした瞬間に発見があるものですね。

ではまた。