asiyutaの日記

知識・経験・思考のまとめ

保険に入るべきかを調べてみた

こんばんは、asiyutaです。

 

アラサーのええ歳になって、保険に入っておらず、そろそろ入ったほうがいいのかなぁ…と漠然と感じだしたので、保険に入るべきか調べてみました。

同じように、「なんとなく保険入ったほうがいいと感じるけどどうなんだろう…」と思っている方の参考になれば幸いです。

 

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1.そもそもの保険の役割とは何か?

保険ってなんだろう | 保険を学ぼう | なるほど保険ガイド(基礎編) | 東京海上日動火災保険

こちらを読んだところ、「日常生活で起こる様々なリスク(危険)に備える制度」とのこと。そして、特に「お金」に関するリスクに対応する制度と考えられます。

また、リスク=発生確率×影響度 と分解できますが、影響度の小さいものは基本的に貯蓄で対応すればいいのかなと考えられます。

つまり、ある程度起こりそう(発生確率が0ではない)で、起こったときの金銭ダメージが超大なものに備えるために使う制度が、保険と言えるのかなと思います。

 

2.ある程度発生しそうな金銭ダメージってどんなこと?

私の身に起こりそうで、起こったときの金銭ダメージがめっちゃ大き「そう」なのをリストアップしてみて、かつ実際にダメージがどの程度なのかを調べてみました。

 

(1)死んだときに遺族がお金に困るかも?

【影響度】

  • 嫁が遺族として残っている場合、嫁の稼ぎでなんとかなりそう
  • 子供だけが遺族として残った場合、①私・嫁の両親ともに健在なので、事前にお願いしておけばなんとかなりそう。②年金に加入しているので、遺族年金として月10万円以上は入り、その金でなんとかなりそう。

【結論】

  • 年金ちゃんと入っておこう
  • 私・嫁の両親にちゃんと事前にお願いしておこう(引き継げる状態にしておこう)

【参考URL】

遺族厚生年金制度 https://www.nenkin.go.jp/service/jukyu/izokunenkin/jukyu-yoken/20150424.html

遺族年金簡易算出  

https://www.orixlife.co.jp/guide/navi/survivors_pension.html

 

(2)大病になって治療費が払えなくなるかも?

【影響度】

  • 保険適用される診療にかかる費用は、高額療養費制度により月額8万程度に収まる
  • 保険適用外の診療にかかる費用は、高額療養費制度の対象外なので、カネがかかる(入院中の食費や居住費、患者の希望によってサービスを受ける「差額ベッド代」「先進医療にかかる費用」等)
  • 先進医療を受けないといけないような場面はほぼないと考えて良さそう。
  • 1年半以下の期間病気により働けない場合は、健康保険に直近1年以上加入していれば傷病手当金が支払われるのでなんとかなりそう。
  • 数年、数十年単位で高額療養費制度にかかるような入院をする場合は金がヤバそうだけど、そんなパターンはないとみなして良さそう。

【結論】

  • 健康保険にはちゃんと入っておこう
  • 月8万円以下の治療費が長期的にかかる場合は、貯蓄で対応しよう。なので、最低限は貯めとこう。

【参考URL】

病気やケガで会社を休んだとき | 健康保険ガイド | 全国健康保険協会

高額療養費制度を利用される皆さまへ |厚生労働省

先進医療一覧 http://www.senshin-daido-life.jp/data/advanced_medical_list.pdf

 

(3)交通事故を起こし、被害者・被害物件への補償ができないかも?

【影響度】

  • 車なら、自賠責保険+任意保険に必ず入っておけば大丈夫そう。億単位の補償の可能性もあるので、賠償額は上限なしのもののほうが良さそう。
  • 自転車も、自転車保険に入っておけば大丈夫そう。自転車でも億近くの補償になる事例が近年増えているので、賠償額が高額までカバーしているものに入っておいたほうが良さそう。

【結論】

  • 車乗るときは、ちゃんと保険入ろう。特に、友達の車乗るときや、レンタカー借りるときは忘れがちなので、絶対忘れないようにしよう。
  • 自転車も使うときは、ちゃんと保険入ろう。

【参考URL】

交通事故の死亡・後遺症賠償額の高額ランキング - 自動車保険一括見積もり

価格.com - 自転車保険 比較│人気ランキング

 

(4)家事を起こしてしまい、賃貸の自宅及び火事により被害を受けた人への賠償金が払えないかも

【影響度】

  • とりあえず、故意・重過失じゃなければ、賃貸契約の大家さん以外に対しては賠償しなくても良さそう
  • 重過失とは以下のような「そら家事なるわな」という状況。
    ①石油ストーブに給油する際に、石油ストーブの火を消さずに給油しこぼれた石油に着火して発生した火災の場合(東京高裁判決平成15年8月27日)
    ②周囲を建物で囲まれた狭い場所でしたたき火の不始末(東京地裁判決昭和58年10月13日)
    ③天ぷらの調理中に天ぷら油の入った鍋をガスコンロに火をつけたまま台所を離れた場合(東京地裁判決昭和51年4月15日)
  • 賃貸物件の場合、大家さんに対しては、賃貸契約により「原状回復義務」があるので、賠償が必要。賃貸契約時に加入する火災保険の補償対象範囲を確認し、対象外の場合は別途加入が必要かも。

【結論】

  • 故意・重過失が起こるような状況を作らない。起きてしまう恐れがあるならば、火災保険に入るべし。
  • 賃貸物件の場合、原状回復義務に対して火災保険が適用されるか確認しておくべし。

【参考URL】

火災の事故にまつわる賠償責任 https://www.insweb.co.jp/car/column/bengoshi/kasai-jiko

 

(5)老後の生活費・介護費用が足りないかも

【影響度…というか考え方】

  • 保険ではなく、貯蓄、資産運用、年金で備えるべし
  • 現役時代にしっかり稼ぎ、運用し、蓄え、備えるしかない。

 

(6)親の介護にかかるお金が足りないかも

【影響度】

  • 介護の平均期間は3年7カ月、費用総額は787万円。
  • 基本は親本人の資産の中で対応してもらいつつ、不足分は支払うしかないか。
  • 自分・嫁の両親と、そのあたりのお金のやりくりについて、必要に応じて話し合っておいたほうがいいかも。

【結論】

  • 現役時代にしっかり稼ぎ、運用し、蓄え、備える。
  • 親と事前にお金のやりくりを話し合っておく。

【参考URL】

介護の期間は「3年7カ月」、費用の総額は「787万円」 - シニアガイド

 

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以上、私の身に起こりそうな金銭ダメージと、その対応策でした。

まずは現役時代にしっかり稼ぎ、運用し、蓄える。さらに社会保障活用しつつ、起こりそうなリスクに対してのみきちんと保険をかけておけば大丈夫そうですね。

 

とりあえず、火災保険と自転車保険について要確認かなーと感じました。

 

ではまた!