こんばんは。
最近マネジャー・管理職関係の本を改めて読み漁っていました。
今日は、読んだ中でオススメの本をまとめたいと思います。
新任マネジャーの人に、特に参考にしていただけると嬉しいです。
★★
1.駆け出しマネジャーの成長論 / 中原淳
東大の准教授である中原先生がまとめた、新任マネジャー向けの一冊。研究成果に基づき、マネジャーとはなにか、新任マネジャーにとって何が課題なのかが、ロジカルに体系立てて、かつ読みやすく書かれている。
この本に出会えたおかげで、やるべきことがクリアになりました。全てのマネジャーにおすすめしたい1冊。
2.管理職の基本と原則 / 本田和盛
管理職が知っておくべき情報を100の項目でまとめた1冊。こちらも幅広く知るべき知識が網羅されており、ヌケモレがなくなります。特に、「労務管理の知識」「メンタルヘルスの基礎知識」「人事評価の進め方」等もカバーしてくれているのはなかなかないのではないでしょうか。
ざっと目を通しておいて、アンテナの感度をよくするのにおすすめです。
3.管理職1年目の教科書 / 櫻田 毅
こちらは、仕事術をまとめた本。管理職としての自分の生産性を高めるため、またチームの生産性を高めるための技がたくさん書かれており、大変参考になりました。
この本を読んで、1on1ミーティングをチームに導入したりと、影響を受けました。
4.短期間で組織が変わる行動科学マネジメント / 石田淳
1テーマに絞って書かれた本。
部下が仕事ができない理由は、①仕事のやり方が分かっていない、②仕事のやり方は分かっているが継続できない、の2パターン。「結果に直結している行動」をいかに増やし、継続させるか。について理解が深まりました。
5.マネジメントの基礎理論 / 海老原 嗣生
理論に基づき、マネジャーがどのようにマネジメントすればよいかを示した1冊。ロジカルな構成で、かつ簡潔にまとめられており、腹落ち具合が非常に良かったです。
この本に沿ってやることで、人がどんどん成長するチームを作っていけそうな気がしました。
6.社員の力で最高のチームをつくる / ケン・ブランチャード
エンパワーメントについて書かれた本。
この本読むまで、「エンパワーメント」について何も知らなかったのですが、かなり衝撃を受けた考え方でした。本で出てくる事例ほど自律した組織が本当に作れるのか…旅と表現したのも納得です。
一度読んでみて、高い理想を知ってみることをおすすめします。
7. マンガでやさしくわかる課長の仕事 / 小倉広、阿部花次郎
何かを学ぶときに、マンガで学ぶシリーズから軽く入門するのが好きなのですが、これはストーリーと解説がまとまっていて、読む価値があると感じました。
文字ばかりの本を読むのがとっつきにくい人にはおすすめです。
8.マンガでやさしくわかる部下の育て方 / 中原淳
漫画で学ぶシリーズとは思えない完成度の高さ。めちゃくちゃいいです。本記事「1」の中原先生がベースとなった本なので、ストーリーもおそらく事例に基づいているだろうし、全てが研究による理論に基づいて描かれていて、本当に何度でも読み返したいと思える一冊でした。
めちゃくちゃ完成度高いです。
9.マネジメント基本と原則 / ピーター・F・ドラッカー
学生時代に読んで感銘を受け、最近読み返してまた感銘を受けた1冊。
1〜8の本とは少し性質が異なるのですが、「顧客は誰か」「どんな成果を出すべきか」という本質をつく問を自問しながら読むことで、自分のチーム、ひいては会社の理解が大幅に深まると思います。
組織を持つマネジャーとして、示唆に富む本だと思います。
マネジメント読むなら、もしドラもセットで読むと理解が深まって良いと思います。話題になっただけあるなと、質の高さを感じます。
★★
以上、9冊に絞ってお届けしました。
悩んでいる新任マネージャーに届くといいな…。
ではまた。
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