どうも、asiyutaです。
管理職になり暫くたちますが、最近、部署の生産性をさらに高めるにはどうすればよいか…を色々と考えておりました。そして考えた結果、部下の生産性を高めるのが一番重要そうだな、となったので、部下育成関係の本を色々と読んでおりました。
本日は、読んだ中で参考になった本を厳選して3冊ご紹介したいと思います。
部下育成に悩まれる管理職・マネジャーの方々の参考になれば幸いです。
★★
1.HIGH OUTPUT MANAGEMENT(アンドリュー・S・グローブ)
インテルの元CEOの方がまとめられた、マネジメント本。初版が1983年に出ており、どうやら復刻版のようですが、全く色褪せず、経験・インテルの文化・ロジカルさに裏打ちされたマネジメント手法が紹介されています。
「マネジャーのアウトプット=組織のアウトプット+影響が及ぶ隣接諸組織のアウトプット」との定義と「部下のタスク習熟度に応じて、部下のフォロー方法を変える」との視点が特に秀逸なのと、メーカーの技術畑出身CEOならではのたとえ方(生産管理の考え方で例えてくれる)が非常に分かりやすかったです。
全てのマネジャーがまず読むべき良書と思います。
2.マンガでやさしくわかる部下の育て方(中原淳、柾朱鷺 他)
立教大学の中原先生が監修された、部下育成に書かれた漫画本。漫画で学ぶシリーズとは思えない完成度で、中原先生の本で書かれているエッセンスが、ストーリーとともに学べて、ただ知識を学ぶだけでなく、どう実践するかまでイメージできる良書です。とくに「マネジャーの役割=他者を通じて成果をあげる」と、部下育成のサイクル「観察→目標設定→振り返り→フィードバック」の具体的実践方法が本当に参考になりました。
さらに詳しく知りたい方は、「駆け出しマネジャーの成長論 - 7つの挑戦課題を「科学」する (中公新書ラクレ)」もおすすめです。
3.新1分間マネジャー(ケン・ブランチャード、スペンサー・ジョンソン)
マネジメント本の古典。こちらも初版が1983年とかなり昔ですが、今なお読み継がれているのが分かる内容の鋭さです。部下を成長させるための秘訣が、わずか3つ(目標設定、称賛、修正)に集約されて紹介されています。簡潔さと有効さでは群を抜いた書籍かと思います。
私は、この本を読みながら、よい行動が増えるための仕組みの部分が「 短期間で組織が変わる 行動科学マネジメント」と似ているな~とも感じました。もし気になる方がいればご参考にご覧ください。
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以上、厳選して3冊に集約してご紹介しました。
全て、本当におすすめなので、ぜひご覧になってみてください。
ではまた。