asiyutaの日記

知識・経験・思考のまとめ

共働き子育て夫婦が直面する課題をざっとまとめてみた

どうも、asiyutaです。

 

先日、生後6ヶ月ほどの赤ちゃんがいる友人宅へ遊びに行く機会があったのですが、その際に「そういえば共働きしつつ子育てって、どんくらい大変なのか全然知らないな」となり、全然そんな予定はないのですが、一度調べてみることにしました。

 

今日は、調べたうち、

  • 共働き子育て夫婦が直面する課題ってどういうものか
  • 共働き子育てを実現するための対策

を簡単にまとめたいと思います。

 

共働き子育て夫婦が直面する課題

  1. マタハラ・パタハラの壁
    妊娠や出産・育児を機に、産休・育休・時短勤務することで、いくらでも残業ができる他の社員とは働き方が異なることになる。これを職場の人たちが受け入れることができないために発生するハラスメント。
    精神的苦痛により、退職に追い込まれることも。
  2. 保活の壁
    子供を保育園に入れるための活動である保活における壁。情報収集や、見学会等にかなり時間が取られるし、入れなかった場合仕事をやめざるを得なくなる。
  3. マミートラックの壁
    仕事と子育ての両立はできるものの、時短勤務・残業不可・急な休み有り等により、昇進・昇格とは縁遠いキャリアコースに追いやられてしまうこと。
    こうなると、なんで仕事しているのか分からなくなり、働く意義を見失うことも。
  4. 夫不在の壁
    夫が長時間労働で、妻に負担がのしかかること。夫への意識付けができていないと、妻へ負担が集中し、結果妻だけ仕事をやめざるをえなくなることも。
  5. 小1の壁
    主に、共働き家庭において、子どもを保育園から小学校に上げる際、直面する問題。具体的には、保育園よりも預かり時間が短くなってしまうことや、子供が小学生になることで会社の時短勤務が無くなってしまうこと等。
  6. 小4の壁
    自治体が運営する学童施設の多くが、小学4年生をお預かりしないため、4年生になったとたんに、子どもたちの放課後の居場所や預け先がなくなってしまうこと。
    その他、学校の授業レベルの変化や、中学受験準備スタートにより、子供と向き合う時間を増やさなければならず、仕事と子育てを両立できなることも。

 

まとめると・・・

  • 子育てしながら働きやすい(周囲の理解がある、制度が整っている、キャリアも形成できる)会社が少ないこと
  • 子供の預け先が無いこと
  • 家事・育児の夫婦間での分担がうまくいかなくなること

という課題に直面するようです。

 

では、これらにどう立ち向かっていけば良いのでしょうか。

考えてみました。

 

共働き子育てを実現するための対策

  1. 家事・育児自体の負担を極限まで下げる
    家事だったら、食洗機・ロボット掃除機・乾燥機付き洗濯機等のデジタル家電を駆使したり、家政婦・清掃業者を利用したりして、極限まで生産性を高める。

    育児だったら、保育所学童保育等の預け先を確保したり、両親・ベビーシッター・病児保育・家政婦等のサポーターを確保しておいたりする。

    こうやって、家事・育児自体にかかる負担を極限までまずは減らすことが必要かと考えられる。

  2. 家事・育児の夫婦間の分担を明確にする
    放っておくと、妻へ集中してしまいがちな夫婦が多いと思われるため、しっかり分担表を作って、意識付けしておくことが大事と考えられます。

  3. 子育てしながらでもできる働き方を選択する
    まだまだ子育てに理解のない会社が多く、制度も整っていない状況を鑑みると、
    子育てに理解のある会社で働いたり、起業したりフリーランスで働いたりと自分で調整が付けられる働き方を選択することが大事かと。

 

 

雑感 

  • まとめてみて、「預け先は社会としてちゃんと確保しようよ・・・」ということと「長時間労働禁止して、生産性高い働き方実現しようよ・・・」となりました。
  • 長時間労働がはびこっている会社が多い状況を考えると、会社員で共働き子育てってかなり無理ゲーだと感じました。片方が在宅勤務できるような働き方だったら、まだ可能性はありそう・・・。だけど、それだと負担が偏り過ぎるし、会社員へ戻りたいとなったときに道が閉ざされていそうだなと。
  • 結構、先行き暗いっすね。

 

もうちょい深掘りして、また記事に起こしたいと思います。

 

ではまた!

 

★参考文献

子育てしながら働くために必要な情報(インタビュー記事等による現状情報や統計情報、お役立ち情報)が網羅的に載っている。これで800円はかなり安いと思いました。共働き子育て夫婦を目指すなら、読んでおくべき1冊。