どうも、asiyutaです。
ここ数ヶ月ほど、今の仕事の業務を改善したく、業務改善系の本を読み漁っておりました。
今日は、読んだ本のうち、業務改善の切り口・方法論を学ぶのに非常に参考になったオススメ本を5冊ご紹介したいと思います。
★★
全社的な視点から、業務の圧倒的な改善に取り組むなら・・・
1.最強の業務改革
最強の業務改革―利益と競争力を確保し続ける統合的改革モデル (-)
- 作者: 栗谷仁
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2012/06/08
- メディア: 単行本
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細々した改善ではなく、全社的な視点から業務を圧倒的に改革する際の視点・考え方について、体系立てて学べる本。
個人的には、各部門のオペレーション改革の切り口について、自分の仕事に引き寄せて読むことができ、大変興味深かった。
高い視座から学ぶために、1度読まれることをオススメします。
業務改善の標準的な方法論を学ぶなら・・・
2.業務改善ハンドブック
日本能率協会が出版しているだけあって、業務改善の標準的なプロセスに沿って、各プロセスにおいて何をどのように行えばよいのかが詳細に書かれている本。
カバー範囲が広く、これを参照しつつ、改善の実務に取り組む、という使用方法にも耐えうる本かと思います。
この流れに沿って改善をされる方は、手元に持っておいて損はしないかと思います。
3.業務改革の教科書
こちらも、業務改善の標準的なプロセスに沿って、各プロセスにおいて何をどのように行えばよいかが詳細に書かれているという点については、上記の業務改善ハンドブックと似ているのですが、より砕けたといいますか、ストーリーが浮かぶような書かれ方がされています。
同じ著者が書いた小説仕立てのビジネス本
反常識の業務改革ドキュメント プロジェクトファシリテーション 〈増補新装版〉
を合わせて読むことで、理論の学習と改善実務の疑似体験ができるのではないかと思います。
★
その他、同様な毛色の本としては、
チームの生産性をあげる。―――業務改善士が教える68の具体策
が挙げられます。こちらも余力があれば目を通してみると、より教科書なプロセスが理解できるかと思います。
部署を超えた業務オペレーションの改善に特化して学ぶなら・・・
4.ビジネスプロセスの教科書
関係部署間で業務がチグハグしたり、部署間で互いをやり玉に挙げて避難しあったりというのはよく目にすることかと思いますが、本書では、ビジネスプロセスの改善を通して、そのような状況から理想的な業務フローに変えていくための方法を、具体的な事例を交えながら学べます。
個人的にも、組織の業務を俯瞰して、問題点を的確に把握し、業務プロセスを変革していく重要性を日々感じており、刺激を受けた本でした。
工場等の手作業の効率化に特化して学ぶなら・・・
5.よくわかる「作業改善」の本
ITが普及したとはいっても、まだまだ人間の手作業での業務というのは世の中には大量に存在しています。
本書では、その手作業の効率を上げるための視点と具体的な事例(工場においてですが)を学べます。
人間の体って、こう使えばより効果的に使えるんだと、かなり目から鱗な本でした。
工場内で働く人とかは、是非読んでみていただきたいです。
その他:企業全体の変革を追体験するには
三枝さんの本は、実話に基づき企業変革をどのように行っていったかが追体験できて非常にオススメです。読み物としても、心揺さぶられます。自分もこんな風に成果生み出せるようになりてぇ・・・。
★★
この中で1冊でも刺さる本があれば幸いです。
ではまた!